包茎は病気ではありませんが、日本人男性の約6割が包茎といわれています。 真性包茎および仮性嵌頓のときは手術の必要がありますが、仮性包茎の場合は見た目の問題なので本人が希望する場合のみ適応となります。
包茎の種類
包茎には『仮性包茎』 『カントン包茎』『真性包茎』の3種類があります。正常なペニスは、 平常時に包皮の亀頭の溝のところまでむけて、常に亀頭が露出しています。
■仮性包茎
日本人に一番多いタイプです。平常時に手で包皮をむくと亀頭が露出できるものです。亀頭が 包皮におおわれているので不潔になりやすく、さまざまな病原菌を繁殖させる原因になります。見た目の問題や衛生上の問題から手術を希望される方が多い。
■カントン包茎
平常時に何とか亀頭を露出することができるが、亀頭が根本で締め付けられています。無理にむくと包皮が戻らなくなってペニスが腫れてしまうこともあります。手術必要。
■真性包茎
包皮口が非常に狭く、平常時にも手で包皮をむくことができないもの。正常なセックスは不可能で、痛みを感じる場合もあります。手術必要。
費用(消費税込)
- 亀頭直下埋没法 54,000円
- 根部埋没法 162,000円
包茎の手術方法
■亀頭直下縫合法
亀頭のカリの下に傷が隠れるように縫合するため傷はほとんど目立たなくなり、自然な感じで むけた状態になります。手術時間は20~30分で入院の必要はありません。2週間後に抜糸をします。手術費用は54,000円で仮性、真性を問わず料金は変わりません。
■根部埋没法
ペニスの根元の皮膚を切除して縫縮するため傷跡は陰毛に隠れ自然な仕上がりになります。 仮性包茎の人だけ可能な手術です。すこしでも亀頭包皮に狭い部分がある場合は適応になりません。手術時間は1時間で費用は162,000円です。
■長茎術
軽度包茎の人は埋もれているペニスを2~3cm引き出すことにより包茎の治療が可能です。
手術時間は30~60分で費用は324,000円です。また埋没陰茎の場合は包茎治療後包帯が巻けなくなるため補助手術として必要になる場合もあります。